早めのケアで臨月の肉割れを防ごう!

妊娠時における肉割れ、いわゆる“妊娠線”は、日本のみならずアメリカの女性のあいだでも共通の悩みです。

『Journal of Investigative Dermatology』に掲載された、23andMeというアメリカのベンチャー企業が3万人以上の妊婦を対象に行った調査によると、4種類もの遺伝子が妊娠線のできやすさに関与しているということがわかり、長い間の妊娠線と遺伝の因果関係が認められたかたちになりました。

これで、遺伝的に妊娠線ができやすい人とできにくい人がいることが明らかになりましたが、妊娠線ができやすいタイプの人も、まだあきらめるのは早いです!

なぜなら、妊娠線は予防と改善が可能だからです。

妊娠線のできやすい時期はいつ?

では、妊娠中に妊娠線ができやすい時期というのはいつなのでしょうか?

妊娠中は徐々にお腹の中の赤ちゃんが大きくなることにより、母体のお腹も膨らんでいきます。

通常、お母さんのお腹は妊娠4カ月頃から膨らみ始めます。

そして、最初のうちはゆっくりと大きくなっていくお腹も、妊娠7カ月ころからは胎児の大きさは1000グラムを超え始め、お母さんのお腹はへその上の上腹部まで膨らみ、早い人ではこのころから妊娠線ができ始めます。

9カ月になると胎児の大きさは一段と大きく2400グラムくらいになってきます。

出産準備のため乳房も膨らみ始め、妊娠線ができるのはお腹ばかりではなく乳房や、体重を支えるために太くなってくるお尻や太ももにも見られるようになってきます。

そして臨月ともなると、胎児は3100グラム近くまで大きくなるため、もうこれ以上膨らまないとさえ思えるお腹がさらに大きくなるとともに、胎児の位置が下がり始め出産準備となります。

この時期にはもう自分の足元さえ見えなくなって、自分の身体のどこに妊娠線があるのかさえ確認が難しくなります。

また、皮膚が常に引っ張られることによって水分を失いやすく、かゆみなどもでて、妊娠中もっとも妊娠線ができやすい時期といえるでしょう。

妊娠線を予防するために気をつけることは?

このように、個人差はありますが妊娠後期、特に臨月の際にはお腹の皮が常に最大限に引っ張られることによって、妊娠線ができやすくなります。

そもそも、肉割れは体重の急な増減などにより皮膚が急激に伸び縮みする事が原因で、皮膚組織の中でも表皮の下にある真皮とよばれる所にあるコラーゲン組織に亀裂が入ることで起こります。

そこで、妊娠線を予防するために気をつけたいことは、肌の保湿、急激な体重の増加を抑えることの2点です。

保湿については、角質層を整えるだけの単なる保湿クリームよりも、妊娠線の予防を視野に入れた肉割れクリームがおすすめです。

このような肉割れクリームには胎児や母体に悪影響をおよぼすような有害物質が入っておらず、また肉割れによって直接ダメージを受ける真皮のコラーゲン層に直接働きかけるような成分が入っていることによって、より効果的に妊娠線を予防することができます。

しかも、妊娠がわかった時点から継続的に使用し続けることで、妊娠線のもっともでやすい臨月までに柔らかな伸びのいい皮膚となり妊娠線ができるのを防ぎます。

出産後のお手入れは?

出産後は、今度は急激にお腹の皮が縮み始めます。妊娠中よりさらに急激な皮膚の変化によって、かゆみなどが強く出る場合もあるようです。

しかし、ここで肌をかきむしってしまうと、新たに肉割れができたり、ひどくなってしまう原因になったりします。

生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で大変とは思いますが、お風呂上りや寝る前などに、引き続き肉割れクリームによるケアを続けましょう。クリームを塗りながら、やさしくマッサージを行うとお肌の血行が良くなり、より効果を得ることができます。

また、臨月のときには見えなかった下腹部の妊娠線に気づく場合もあるでしょう。

肉割れクリームのなかには、できてしまった妊娠線に積極的に働きかけ、傷ついてしまったコラーゲン層を修復するものもありますので、よく説明を見て選んでみてください。

妊娠線はできやすい人と、できにくい人がいるのは事実のようですが、できやすいからといって諦めないでがんばりましょう!

また、妊娠線のできにくい人でも、ケアを怠ると気づいたときには妊娠線ができていた、などということも十分ありえます。しっかりケアして、きれいな肌を保てるといいですね。